2014年4月16日水曜日

2014年度 新入生研修合宿レポート


44日、5日と今年度の新入生研修合宿を伊勢で実施しました。
去年と同様、新入生の履修登録のための事前研修、新入生同士の顔合わせと交流、アドバイザー教員との顔合わせを目的としています。
それらの目的を達成しつつ、去年より楽しいと新入生に思ってもらえるような合宿にすることを目標として、当日までミーティングを重ねてきました。

 去年より楽しい合宿にするには、去年の課題であった新入生の誘導をどうしたらスムーズにできるか、ということをそれまでのミーティングや当日も考えながら行いました。
そして、今年は合宿の日程が土曜日も含まれるということで、ホテルの一般客も例年より多く、伊勢神宮での混雑も予想され、一層誘導に力をいれました。
合宿当日は、ホテルではガイダンスの入退場のときの個々の配置や呼びかけ、伊勢神宮ではバス乗車時と降車時のバスの場所が異なるため、バス内での案内のアナウンスなど、臨機応変に対応しました。その結果、予定通り日程を進めることができました。

 また、ホテルでのレクリエーションの空間ワークショップでは、去年より多くの新入生が参加してくれました。
今年は全体を2班に分け、フラドームをどちらが早く完成させるかを競争することで、よりフラドーム作りを盛り上げることができました。
途中、トラブルも発生しましたがワークショップ班を中心として、臨機応変に対応しました。
そして2班のフラドームが完成したときは、達成感で胸がいっぱいでした。
それは一緒にフラドーム作りをした新入生も同じ気持ちだったと思います。

 ホテルでの自由時間で、上級生部屋に時間割作成の質問を聞きに来てくれた新入生の「先輩たちはとても仲がよさそうで羨ましいです」の一言が、合宿の中でとても印象に残っています。
その言葉で、私が新入生で参加した合宿のことを思い出しました。
当時私も、研修合宿委員の先輩方がとても仲が良く、楽しそうにみえて羨ましかったことを覚えています。
しかし、合宿を楽しませる側の上級生が楽しんでいなければ、楽しむ側の新入生は楽しくないと思うので、私たち上級生も新入生以上に楽しみました。
そうすることで自分もあんな風に楽しそうな学校生活を送りたいと思ってくれると思います。
そして、去年の先輩たちが楽しそうだったからこの研修合宿委員をやりたい、という学生が出てくるのだろうし、この研修合宿もこれからもずっと続くのだと思います。
今後もこの研修合宿が続き、新入生の大学生活への不安を少しでも解消し、新入生1人1人に楽しかったと思ってもらえるような合宿にしてほしいです。

(3年 村山 友香)