2014年3月23日日曜日

イベント活動報告① 「新入生研修合宿 『2013年4月4,5日実施の伊勢での新入生研修合宿』」 


 メディアプロデュース学部に入学する新入生の研修合宿を伊勢で実施しました。新入生の履修登録のための事前研修、新入生同士の顔合わせと交流、アドバイザー教員との顔合わせを目的としています。私たちはそれらの目的をどのようにすれば新入生の不安を取り除きながら有意義で楽しく達成できるかを企画して運営しました。 本番約4カ月前の12月に有志で集められたメンバー30人(各コース10人ずつ、当時新3年生12人、新2年生18人)で、定期的に大学でミーティングを実施しました。メンバー内では、①合宿内容記載の冊子制作班、②学生生活や学部紹介の映像制作班、③ホテルや伊勢神宮などでの誘導班、④伊勢市内のフィールドワーク班、⑤空間ワークショップ運営班、⑥バス車内やレクリエーションの交流イベント班の6つのチームに分かれました。
 メディアプロデュース学部3つのコースの概要を具体的に理解してもらうことも必要だと考え、上記の④と⑤の班がイベントを企画しました。メディア表現コースとクリエイティブライティングコースを知ってもらうために、せんぐう館や伊勢神宮、おかげ横丁のフィールドワークを通して新入生が感じた伊勢市の魅力を画用紙1枚にグループでまとめてもらいました。都市環境デザインコースを知ってもらうために、ダンボールだけでフラードームを作る空間ワークショップを有志の新入生と実施しました(写真)。また、⑥の班が移動バスやホテルでのレクリエーションゲームなどを考えることで、新入生同士や私たち上級生との深い交流を図ることができました。
 ホテルでの自由時間で上級生部屋に新入生が履修登録や大学生活についての話を詳しく聞きに来てくれたことが、私のこの合宿での印象的なできごとの1つでした。目を見てじっくり話していると不安や楽しみがいりまじる不思議な感覚を抱いていることがよくわかり、私自身の入学当初と重なるところがありました。2011年度入学の私は、震災の影響があり、研修合宿に行くことができませんでした。そのことがあって、友人作りは0人からスタートで頼る人はおらず、不安な大学生活をスタートしていました。合宿があれば多くの友人ができ、もっと楽しく履修登録ができたのにと思っていました。だからこそ、入学してからの大きなイベントであるこの新入生研修合宿の意義を再確認することができ、この日のために綿密なミーティングを重ねてきて改めてよかったと感じていました。1日目、トラブルはたくさんありましたが、せっかくのこの合宿という機会を無駄にしないために2日目のフィールドワークに向けて気合いを入れたことを覚えています。今後もこの合宿がずっと続き、新入生の大学生活における心配事の解消に少しでも役立ち、良いスタートが切るための有意義な2日間になるようにと思っています。

3年 金五侑樹

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