2014年12月8日月曜日

水尻自子さん上映会&トークショー開催




身体の一部を独特な視点で捉えた感触的なアニメーションを得意とする
映像作家・水尻自子(みずしりよりこ)さんは、
広島国際アニメーションフェスティバル で木下蓮三賞、
文化庁メディア芸術史祭アニメーション部門新人賞、
ベルリン国際映画祭の短編コンペ部門など、国内外で評価を受けている、
若手のトップクリ エイターです。
そんな世界で活躍する水尻自子さんを迎えて、
発想の原点、今までの活動について様々なお話を聞かせていただきます。
当日は水尻さんの作品をいくつか上映しながらお話を伺いたいと思います。

水尻さんを知る人も知らない人も、楽しめる内容になっていますので、
興味のある方は是非参加してください。

日時:2014年12月9日(火) 16:30開場
17:00~18:00
場所:愛知淑徳大学ミニシアター

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このトークショーに合わせて
学生の有志による作品展「第1回 愛知淑徳大学映像祭」も同時開催しております。ぜひご覧ください。

期間:2014年12月8日(月)~12月12日(金)
場所:ソシアメディアラボ前

お問い合わせ:intro.asu@gmail.com

2014年6月26日木曜日

第15回愛知淑徳大学文藝・マンガ大賞が開催されます。

こんにちは、第15回愛知淑徳大学文藝・マンガ大賞実行委員会です。毎年、行 われている愛知淑徳大学文藝・マンガ大賞ですが、今年も開催されることが決定 いたしました。

今年は例年とは少し趣向を変え、学生を中心に審査を行います。ず、審査員に よる一次審査が行われ、選考を通過した作品はネット上で公開されます。二次審 査は、ネットに公開された作品から本大学のみなさまの投票によって大賞を決め ます。

小説やマンガをまだ創作したことがない人、学内で力だめしがしたい人など、ど んな人でも大歓迎です。添付された応募要項をよくお読みの上、って作品を応 募してください。

また同時に一次審査をしてくださる審査員も募集しております。味がある方
は、氏名と連絡先を明記のうえ、shukutoku.bungei@gmail.com
までご連絡をください。

 
*■応募資格■*
愛知淑徳大学の学生(学部学科等は問いません)
・作品は未発表のものに限ります。(ただし、学内のサークルの部誌やゼミで発 表された作品は受け付けます)
・代表者が愛知淑徳大学の学生であれば、共同制作作品も受け付けます。
・本コンクールの審査に従事する者は除きます。
・各部門一作品ずつ提出することができます。

*■受付期間■*
6月26日(木)~9月10日(水)*必着*(メール応募の場合は受信記録を基準とし ます)

*■審査■*
以下の3つの部門に分け、審査されます。
文章部門 小説、児童文学、シナリオなど
詩歌部門 詩、短歌、俳句など
ビジュアル部門 マンガ、イラスト、絵本など
各部門で1作品「大賞」を、「佳作」を若干数選びます。
各賞で該当なしの場合もあります。
受賞者には「大賞」2000円相当、「佳作」1000円の図書カードを進呈します。

審査過程

① 一次審査 1次審査は公募により審査員を決め、5作品程度にしぼる。
② 二次審査 2次審査はインターネットによる投票。

2014年6月25日水曜日

イベント報告⑤ 舞台鑑賞会「わたしを離さないで」 2014年5月24日実施


 暗闇に響き渡る子供たちの笑い声。舞台の幕が下りたあとも、その声は耳から離れなかった。それから、目を閉じれば浮かんでくる、風に揺らめく窓布。
 2014年5月24日、メディアプロデュース学会主催の舞台鑑賞会に参加した。何故、参加を希望したのか。それは、演出が「世界のNINAGAWA」だったからである。この舞台、絶対に行こうと決めた。
 舞台の内容は私には難しかった。しかし、そんな私でも理解できたことがある。それは、主人公たちが置かれた立場だ。そこから生じる心の揺らぎが役者を通して、さらに舞台装置を通して伝わってきた。
 舞台鑑賞を終えて思ったことがある。あらかじめ内容を把握しておくべきだった、ということだ。原作を読んでから舞台に臨んでいれば、また何か違った捉え方、もしくは発見があったかもしれない。自分の解釈を持ち、その解釈が演出家の目からすると、どのように表現されるのか。そもそも解釈が違うのか。そういったことを考えて見てみると、さらに楽しむことができただろう。次に舞台鑑賞の機会があれば、実践しようと思う。
 初めての舞台が、蜷川幸雄演出という贅沢を味わったことに加えて、舞台の見方を学ぶ良い機会となった。この活動をきっかけに、劇場に足を運ぶ回数を増やそうと思う。
(メディアプロデュース学科・1年生)

2014年4月16日水曜日

2014年度 新入生研修合宿レポート


44日、5日と今年度の新入生研修合宿を伊勢で実施しました。
去年と同様、新入生の履修登録のための事前研修、新入生同士の顔合わせと交流、アドバイザー教員との顔合わせを目的としています。
それらの目的を達成しつつ、去年より楽しいと新入生に思ってもらえるような合宿にすることを目標として、当日までミーティングを重ねてきました。

 去年より楽しい合宿にするには、去年の課題であった新入生の誘導をどうしたらスムーズにできるか、ということをそれまでのミーティングや当日も考えながら行いました。
そして、今年は合宿の日程が土曜日も含まれるということで、ホテルの一般客も例年より多く、伊勢神宮での混雑も予想され、一層誘導に力をいれました。
合宿当日は、ホテルではガイダンスの入退場のときの個々の配置や呼びかけ、伊勢神宮ではバス乗車時と降車時のバスの場所が異なるため、バス内での案内のアナウンスなど、臨機応変に対応しました。その結果、予定通り日程を進めることができました。

 また、ホテルでのレクリエーションの空間ワークショップでは、去年より多くの新入生が参加してくれました。
今年は全体を2班に分け、フラドームをどちらが早く完成させるかを競争することで、よりフラドーム作りを盛り上げることができました。
途中、トラブルも発生しましたがワークショップ班を中心として、臨機応変に対応しました。
そして2班のフラドームが完成したときは、達成感で胸がいっぱいでした。
それは一緒にフラドーム作りをした新入生も同じ気持ちだったと思います。

 ホテルでの自由時間で、上級生部屋に時間割作成の質問を聞きに来てくれた新入生の「先輩たちはとても仲がよさそうで羨ましいです」の一言が、合宿の中でとても印象に残っています。
その言葉で、私が新入生で参加した合宿のことを思い出しました。
当時私も、研修合宿委員の先輩方がとても仲が良く、楽しそうにみえて羨ましかったことを覚えています。
しかし、合宿を楽しませる側の上級生が楽しんでいなければ、楽しむ側の新入生は楽しくないと思うので、私たち上級生も新入生以上に楽しみました。
そうすることで自分もあんな風に楽しそうな学校生活を送りたいと思ってくれると思います。
そして、去年の先輩たちが楽しそうだったからこの研修合宿委員をやりたい、という学生が出てくるのだろうし、この研修合宿もこれからもずっと続くのだと思います。
今後もこの研修合宿が続き、新入生の大学生活への不安を少しでも解消し、新入生1人1人に楽しかったと思ってもらえるような合宿にしてほしいです。

(3年 村山 友香)

2014年3月27日木曜日

イベント報告④ 豊田市美術館 都筑正敏氏 講演会 「コミュニケーション・メディアとしての美術館」


メディアプロデュース学会 講演会
「コミュニケーション・メディアとしての美術館」
20131128日(木)13:3015:003限目) 732教室 (7号棟 3)
豊田市美術館 学芸員・エデュケーター   都筑正敏氏

 豊田市美術館では長年、対話型鑑賞法やワークショップの実践などに力を入れている。
この館で美術()と人々をつなぐさまざまな教育普及活動を担っている都筑正敏さんに
お話しいただいた。
都筑さんは、開館準備の時期から20年間以上にわたって豊田市美術館で学芸員およびエデュケーターを務め、同館の教育部門を担当するほか、随時展覧会を企画してきた。
『なぜ、これがアートなの?』、『空き地』、『篠原有司男と榎忠』、『森村泰昌』展など注目され話題を集めた企画展も多い。

 今回の講演では、近年おこなっているワークショップを取り入れた展覧会
『小沢剛--あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き』、『高橋匡太--ぼくとひかりと夏休み』など、子どもと親が主体的に参加し体験できる新しい企画について触れながらお話しいただいた。               
 豊田市美術館の地域社会とのかかわり、とりわけ地域の子どもたちを美術(館)とつなぐ
さまざまな新しい教育普及活動を紹介いただくことで、美術館の実際の運営を知ることができた。

 地域のなかでの美術館のあり方の具体的な試みの紹介を通した多くの示唆に富む内容は、
「プロデュース論 ミュージアム」の授業履修者を中心とした150人あまりの学生たちにとって美術館の役割をイメージし魅力を知るうえで役立つ内容であった。
また美術館運営に興味のある学生にとっては、このような地域と美術館を結ぶ多くの活動が身近な場でおこなわれていることを知ることができ有意義であった。

(小田茂一)



2014年3月23日日曜日

イベント活動報告③ 「2013年度実施 舞台鑑賞会」


 2013年の10月25日、メディアプロデュース学会主催の舞台鑑賞会に参加し、金山の日本特殊陶業市民会館にて初めて生の歌舞伎を観た。面白かったのは、客席から定期的に「○○屋!」と叫ぶ声が上がったり、拍手があがったりすることだった。「○○屋!」は7:3くらいで失敗と成功を繰り返して、上手いタイミングで入るより「ここは違うだろ!」というタイミングに入る方が多かったと記憶している。あれにも熟練があるのだろう、その発見は新しかった。
 映画でも演劇でも、何かを観るとき「客席から音を出す」ということはノイズであり、セリフや音楽が聞き取れなくなるから憚られることなのが常識だったから、それらの「客席からの音」は新鮮だった。伝統芸能なのに新鮮とは、変な話だが。しかし「見得を切る」場面で呆然と観てるだけなのはむしろマナー違反だろうし、「○○屋!」も上手いタイミングに入ると気持ちeものだった。残念なところ、ストーリーというか、内容はあまりはっきりとは覚えていない。それには二つ理由がある。
 一つは、音声ガイドが過剰に説明してくるため舞台上のセリフと音声が被り、セリフを追うか解説を追うかどっちつかずのまま観ていたから内容が疎かになったのだ。解説を聴きながらセリフも聞くような器用なことは出来なかったし、650円払った事実がケチ心を煽りイヤホンを外す決心を妨げた(断っておくが、ガイドがない方が良かったとまでは思わない。あって良かったところもある)。
 もう一つは、「お染の七役」の入れ替わり芸に舌を巻き、どうやって入れ替わってるんだろうとまじまじ見ていたら内容を追うのを忘れていた。
 そうはいっても大体のあらすじは覚えている。二本あって、「死のうか」「やっぱり死なない」と「死のうか」「よし死のう」「死んだ」みたいな話だったと思う。二本とも男女の結ばれない恋愛→心中で、江戸時代は本当に心中好きだと感心したものだった。しかし最初の「西郷と豚姫」は、結ばれないが死なない。それはこれが幕末の話で、江戸時代と明治の過渡期、つまり近代化へ向かう最中の話だから、旧時代的な心中ものからの脱出を意図して作られているのだろうか。
 観る前は、歌舞伎というのは敷居が高いように思えたが、観てみるとそんなことはなく結構楽しめるものだった。
 多分、敷居が高い理由はチケットの値段の高さが主だと思う。学生にはなかなか手が出せないもので、だからこそ、こういう手に届きやすい値段で観れる学校の企画には、感謝している次第です。

(メディア表現コース・4年生)

イベント活動報告② 「愛知淑徳文藝・マンガ大賞実行委員 『2013年11月3日(日) 愛知淑徳文藝・マンガ大賞審査会』」 


 2013年11月3日に愛知淑徳文藝・マンガ大賞の最終審査が学生に限定公開という形で行われました。
 愛知淑徳文藝・マンガ大賞は主に小説、シナリオ、詩、漫画を対象に、院生や教員から批評を受けられる学びの場です。星ヶ丘キャンパスで行われていた「表現文化コンクール」から通算14回目となる今年度の愛知淑徳文藝・マンガ大賞は<手>をテーマにした文章部門とビジュアル部門あわせて30作品の応募が寄せられました。そして最終審査会では院生による一次審査教員による二次審査を通過した文章部門7作品とビジュアル部門4作品が審査されました。
 審査会には二次審査を担当してくださった酒井晶代先生、角田達朗先生、諏訪哲史先生、とりいかずよし先生、永井聖剛先生が参加してくださいました。また当日は都合により欠席されましたが、二次審査には森井マスミ先生も参加してくださいました。審査会が行われた共同研究室6には審査対象11作品を掲載した冊子「Reple」を設置して参加してくださった方々には実際に作品を手に取りながら講評を聞いていただきました。各作品5分ずつ先生方に目の前でコメントしていただき、学生のみなさんには貴重な経験となったことと思います。
 先生方が別室での協議の末今年度の受賞作が発表されました。愛知淑徳文藝・マンガ大賞では大賞、優秀賞、佳作を設けており基本は大賞1作品、優秀賞は両部門各1作品、佳作は両部門2作品ですが今年度は優秀賞3作品と佳作1作品、加えて諏訪哲史個人賞1作品という結果になりました。
 以下、今年度の結果です。

 【第14回 愛知淑徳文藝・マンガ大賞受賞作品一覧】
  大賞 :なし
  優秀賞:「手練手管」     (文章部門)
      「右手に花束を」   (ビジュアル部門)
      「KALEIDO CURRY」   (ビジュアル部門)
  佳作 :「しょうゆアボカド」 (文章部門)
  諏訪哲史個人賞
      「手練手管」(優秀賞と同時受賞)

イベント活動報告① 「新入生研修合宿 『2013年4月4,5日実施の伊勢での新入生研修合宿』」 


 メディアプロデュース学部に入学する新入生の研修合宿を伊勢で実施しました。新入生の履修登録のための事前研修、新入生同士の顔合わせと交流、アドバイザー教員との顔合わせを目的としています。私たちはそれらの目的をどのようにすれば新入生の不安を取り除きながら有意義で楽しく達成できるかを企画して運営しました。 本番約4カ月前の12月に有志で集められたメンバー30人(各コース10人ずつ、当時新3年生12人、新2年生18人)で、定期的に大学でミーティングを実施しました。メンバー内では、①合宿内容記載の冊子制作班、②学生生活や学部紹介の映像制作班、③ホテルや伊勢神宮などでの誘導班、④伊勢市内のフィールドワーク班、⑤空間ワークショップ運営班、⑥バス車内やレクリエーションの交流イベント班の6つのチームに分かれました。
 メディアプロデュース学部3つのコースの概要を具体的に理解してもらうことも必要だと考え、上記の④と⑤の班がイベントを企画しました。メディア表現コースとクリエイティブライティングコースを知ってもらうために、せんぐう館や伊勢神宮、おかげ横丁のフィールドワークを通して新入生が感じた伊勢市の魅力を画用紙1枚にグループでまとめてもらいました。都市環境デザインコースを知ってもらうために、ダンボールだけでフラードームを作る空間ワークショップを有志の新入生と実施しました(写真)。また、⑥の班が移動バスやホテルでのレクリエーションゲームなどを考えることで、新入生同士や私たち上級生との深い交流を図ることができました。
 ホテルでの自由時間で上級生部屋に新入生が履修登録や大学生活についての話を詳しく聞きに来てくれたことが、私のこの合宿での印象的なできごとの1つでした。目を見てじっくり話していると不安や楽しみがいりまじる不思議な感覚を抱いていることがよくわかり、私自身の入学当初と重なるところがありました。2011年度入学の私は、震災の影響があり、研修合宿に行くことができませんでした。そのことがあって、友人作りは0人からスタートで頼る人はおらず、不安な大学生活をスタートしていました。合宿があれば多くの友人ができ、もっと楽しく履修登録ができたのにと思っていました。だからこそ、入学してからの大きなイベントであるこの新入生研修合宿の意義を再確認することができ、この日のために綿密なミーティングを重ねてきて改めてよかったと感じていました。1日目、トラブルはたくさんありましたが、せっかくのこの合宿という機会を無駄にしないために2日目のフィールドワークに向けて気合いを入れたことを覚えています。今後もこの合宿がずっと続き、新入生の大学生活における心配事の解消に少しでも役立ち、良いスタートが切るための有意義な2日間になるようにと思っています。

3年 金五侑樹

2013年度活動報告


 課外で行われる講演会・舞台鑑賞会等のイベントをメディアプロデュース学部の学生に向けた広報活動を行いました。2013年度は、昨年まで行っていた広報紙の制作や学部HP(http://www2.aasa.ac.jp/faculty/mediapro/index.html)の更新、イベントのお知らせに加え、メディアプロデュース学会のブログを立ち上げるということを行いました。
 毎週一回、昼休みに集まり、イベント企画の情報が来ていないか確認しつつ、学部HPの更新やPDFのアップロードを学びました。試行錯誤しつつ、拙いながらも広報活動をしてきました。現在は、学部HPも更新数が少なく、閲覧数も少ない状態ですが、今後は、今まで以上に有意義な情報を収集し、宣伝していけたらよいと思います。ひとまずの課題としては、イベントを企画する各委員・学生との連携をより強化するところではないかと感じました。
 学部生が広報を目にすることで、より積極的に課外で行われる活動に参加してもらいたいという目的を持ち、今後も広報活動をしていきます。

2014年3月20日木曜日

メディアプロデュース学会とは


メディアプロデュース学会とは、
愛知淑徳大学・メディアプロデュース学部の学生で構成される、
学生主体の活動を行う組織です。
外部のスピーカーを招いての講演会、展覧会や舞台の鑑賞会等のイベントや、新入生研修合宿、卒業記念パーティー等、授業の枠を超えたさまざまな活動を行っています。

このブログでは、メディアプロデュース学会の様々な活動をご報告していきます。